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―ITカレイドスコープ― ライター・エディターとして活動し、ベンダーのビジネスサイドでの経験のある筆者が、ITやガジェットの世界の今後を占いつつ日々のあれやこれやの話題も交えながら奮闘するブログです。

■筆者プロフィール:戸桝茂哉(とますしげや)/紙媒体とWeb媒体向けに執筆をしているライターです。IT業界と代議士秘書を経験し各種の著作も手がけています。最近は企画段階から参加する形で各種のWebメディアへコンテンツを供給するお仕事を多くさせていただいています。講演実績多数あり。メディアへの出演もお受けしております。ご連絡は下記の「メール(フォーム)」よりお願いいたします。

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あらためて思う「サイボウズ式」の秀逸さ

  • November 30, 2017

サイボウズ式2017_1120















日本国内のオウンドメディアを語る時に 、必ずと言っていいほど引き合いに出される事例のひとつが、サイボウズ社の「サイボウズ式」です。

メディアのスタート時期からして、先駆者であることは間違いないですが、その運用思想そのものが特徴的かつオウンドメディアのあるべき姿を体現していると言っていいと思います。

そのポイントですが、

■社長自らがオウンドメディアの重要性を理解していた
■KGI/KPIを気にしない
■対外的なブランディングに活用
■社内のモチベーションアップやコミュニケーション向上に活用

KGI/KPIを度外視していることからも、単純な数値ではなくて、ユーザーとのコミュニケーション、「定性的」な部分を重視しているのが分かります。

また、自社メディアを立ち上げる上で私も何度か経験していますが、社内のいろんな部署を巻き込んでアセスメントやファシリテートをしないと肝心のコンテンツたる記事すらまともに書けません。その意味でオウンドメディアは社内のコミュニケーションを図るのに実は非常に有効だと言えると思います。

実は、サイボウズ式は、PVはそれほど多くありません。しかし対外的な認知度向上やサイボウズ社のブランディングには絶大な効果を上げています。

従来のメディアやPR手法ではできなかったことができる、無限の可能性を秘めているのがオウンドメディアと言えるでしょう。

ブレードランナー2049

  • November 22, 2017
ようやく映画「ブレードランナー2049」を観てきました。
たぶんネタバレがあると思いますのでお読みになる方は注意です。

前作が制作された1982年から実に35年経って公開された今作。
リドリー・スコットは製作総指揮に回っています。

出演者を見てみると、ハリソンフォードはもちろん、
エドワード・ジェームズ・オルモスも出演していて、
前作ファンの一人として感慨深いものがありました。

主演のライアン・ゴズリングの存在感も充分で、
一部で言われているような違和感は感じませんでした。

脚本はよく練られていると思います。
時折、非常に冗長とも感じる長いシーンや情景描写があるんですが、
これは前作同様の世界観を描く上では必要なものだと思います。
その意味でも163分という時間は必然ではないでしょうか。

とても良かったのは、主人公が大事にしているホログラム化した
女性のAIの人間味が上手く表現されていた点です。

レプリカントという人造人間がはたして愛を持ち得るかという
物語の根底の部分と重なるところなんですが、
とても詩的で哲学的なテーマをよく具現化していたと思います。

まあしょうがないんですが、昨今のエンターテイメント前面推しの
ハリウッド映画にあって、非常に独特の雰囲気とテーマ性のある
作品にまとまっていると思います。

前作が有名すぎるだけに、どうしても前作の番外編的な扱いになりそうな感じですが、
そもそも番外編にならざるを得ない宿命の映画とも言えるので、
いろいろな制約の中で制作陣もがんばったんだなというのが、
ひしひしと伝わってきました。


いいことづくめ?NTTドコモが5G技術をアピール

  • November 15, 2017

本年中にも仕様策定完了が目途になっているモバイル通信方式の第5世代(5G)移動通信方式ですが、NTTドコモが開発状況をメディア向けに公開したようです。

そもそも5Gは、現在主流の通信方式4Gの約10倍の毎秒20ギガビットの高速通信や4Gの約10分の1の低遅延が謳われています。現行の通信状況では、ネットワーク上のトラフィックの増大が著しく、早期での5Gの移行はなにも総務省やキャリア側の利益というだけではなくて、ユーザー側にもメリットは大きいでしょう。

今回のNTTドコモによる5Gのプレゼンでは、ロボットも使われたようで、ロボットの上5Gの低遅延の特長を生かして人間の動きに合わせて、ほぼ同時にロボットが動くデモンストレーションもされました。5Gの持つ低遅延をアピールする狙いですね。実際これは遠隔操作などに応用できるのでドローンビジネスとか、場合によっては医療行為にも活用できるでしょう。

このあたりの使い方だとヤマハと協力して商用化を目指している、遠隔地にいる音楽家同士が遅延を感じることなく合奏できるサービスの実験公開などもされています。またVR技術の進捗にも重要で、360度撮影の動画などをやりとりするのにも充分耐えうるものと思われます。

いいことづくめのように思われる5Gですが、一方で3G回線の停波などが現実的になってきますが技術と市場の進歩の前にインフラが更新されるのは宿命でもありますね。なにせ電波は有限ですから。

新型aiboの「あざとさ」

  • November 04, 2017
2017年11月1日に発売されたソニーのロボット犬、aibo。
高性能のAIを搭載していることとあわせて、より実際の犬に近づけたルックスも話題を呼んでいます。

ソニーストア aibo公式
http://aibo.sony.jp/store/

ルックスについては個人の好みによる所が大きいので、
あまり論評してもそんなに意味があるのかなあと個人的には思いますが、
筆者はいままでの歴代のaiboの中では一番好きな見た目です。
かわいい(笑)

それはそれとして、今回のaiboの特徴は、運用費用がかかること。
つまりスマホのように一括かもしくは月額でサポートサービスに加入する
必要がある点です。

一括だと9万円(税別)、月額だと2980円(税別)とのこと。
一般的なリアルなワンちゃんだとひと月の生活費が1万円前後かかると
言われていますから、大人を試す価格設定とも言えます(ちなみに新型aiboの本体価格は約20万円)。

価格ですべて割り切れるわけではありませんが、
なんらかの理由で本物のワンちゃんが飼えない、
あるいは純粋にこうした最新のAIを搭載したロボット好きにとっては、
目が離せないアイテムですね。

実際飼ったらすごく愛着沸きそう。





企業が自社メディアを使いこなす(こなせない)話

  • October 23, 2017
昨今、コンテンツマーケティングとオウンドメディアの活用の必要性については
かなり一般の企業にも浸透してきていると思います。

大手をはじめ、各企業がこぞって自社メディアを立ち上げ、
そのコンテンツを通して自社のブランディングを実行し、
新たな潜在顧客を獲得するために日々コンテンツ作りにまい進している
様子が見て取れます。

一方で、新規に自社メディアを立ち上げる場合などは、
なかなか苦労している会社さんも多く見受けます。

ある会社さんにメディア立ち上げの仕事で携わった時に
PR担当の方にコンテンツの特性について説明する文脈で、
「執筆は作業の面とクリエイティブの両面がありますよね」
と私が行ったら、その担当の方が「クリエイティブってどういう意味ですか?」
とかなり真顔でおっしゃっておいででした。

私もライターを始めた時は紙媒体でしたので、当然、
編集プロダクションさんや制作会社さんから発注を受けていましたので、
あらためて一般の企業、特に制作とは縁遠い会社さんだと
こういった所から積み重ねないといけないと痛感したのも確かです。

むしろ一般の企業さんで自社メディアを成功させるには、
制作やクリエイティブの本質とはなんなのか、
それをサイクルとして回していくにはどうしたらいいかの
しっかりとした仕組みづくりが必要でしょう。

そうしないといずれにしろ失敗すると思います。
ネットは公平です。後発の大きくない企業さんでも、
自社メディアの活用で充分に大手に勝てる可能性があります。

だからこそメディアづくりの仕組みは大事にだと思います。







BlackBerry(ブラックベリー)再興なるか“Motion“

  • October 11, 2017
物理キーボードと独自OS搭載の端末群で、かつてはモバイル市場を席捲したBlackBerryですが、
最新機種となる“Motion“を先日発表しました。

この“Motion“ですが、「物理キー」と「独自OS」を捨て、
Android OSと全面タッチパネルを搭載しています。
一見して「なんだそれ普通のAndroid端末じゃん」
と思われる方もおられるかもしれませんがどうでしょうか。

公表されているスペックは、

・ディスプレイ:5.5インチ
・CPU:Snapdragon 625
・ストレージ:32GB
・一次メモリ:4GB
・バッテリー:4,000mAh

で価格は460ドル前後とのこと。

BlackBerry日本語版公式
https://jp.blackberry.com/enterprise

この価格にしてこの値段は悪く無いと思いますし、
バッテリー容量が4,000mAhというのは、実際の運用では
かなり持ちが良いものと推測されます。

同社はすでに、端末そのものの開発や製造からは
撤退していて、ODMとしてBlackBerryの名を冠したデバイスを供給していますが、
いずれにしてももう少しBlackBerryらしさが欲しいところだと
個人的には思います。

世界で唯一同社ブランドが売れているインドネシア市場の事実上専用端末といった
形になるのはちょっともったいない気もします。


Windows Phoneの「日の名残り」

  • October 11, 2017
今回は、Windows Phoneの話題です。

Windows Phoneといえば、巨大ベンダーで知らない人はいないあのMicrosoft社のスマートフォンプラットフォームです。独自OSを搭載していて、タイル状のピースをレイアウトして、そのピースのひとつひとつがアイコンになっている特徴的なUIを見たことがある人も多いのでは。

個人的に記事を書くためのサンプルとして、あるいは店頭でホットモックを何度もさわったことがあるのですが、UIそのものも分かりやすくデザイン性もあって、なおかつOfficeなどMSのアプリケーションやサービスとの連携も良くて使いやすいなとの印象です。

しかしスマートフォン市場で出遅れたWindows Phoneは、iPhoneやAndroidのシェアを奪えずに、ついに新規のデバイスは出さないことになったそうです。今後はサポートのみの提供となるそう。タブレットやモバイルとの親和性を大きな要素としてきた本丸ともいえるWindowsそのものの設計やUIに今後どう影響するかも気になります。

ただWindows Phoneが終了と言っても、ブラウザのEdgeなど多くのアプリケーションやモバイルデバイスベンダーとのビジネススキームやマーケティングの知見は資産として引き継がれていくでしょうから、MSとしてもモバイル市場に関しては、もしかしたらいつかまた再チャレンジするのかも知れませんね。

自己検証「ガラケーはいつまで存続するのか?―日本のモバイル業界の今後 」

  • October 09, 2017

2013年に当ブログで私がフィーチャフォン(ガラケー)の未来について占う記事を書きました。
2017年の今、はたしてその予想がどの程度当たったか見ていきたいと思います。

元記事:「ガラケーはいつまで存続するのか?―日本のモバイル業界の今後 」
http://itkaleidoscope.ldblog.jp/archives/30515931.html

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

1.今後2017年頃までにスマートフォンが7割程度まで普及し、ガラケーの供給が止まる。
 キャリアもガラケー向けのプランとサービスを段階的に停止する。

2.今後も10年程度はガラケーが4割程度のシェアを維持する。

3.端末の仕様やサービスの中身からしてそもそもスマホとガラケーの区別をする意味がなくなる。
 プランやサービスの上でも統合され、月額利用料金も若干安価になる
 (android端末などが実質的にガラケーのプランやインターフェースの一部を取り込み吸収する)。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

上記が当時の記事の予想の部分です。「1.」と「3.」が混合した状態にどうもなったようですね。
2013年当時は、まだまだ「まさかガラケーが無くなるわけないでしょ」と思われる方も多かった
と記憶していますから、業界の流れというのは実に早いと思います。
まあ予想としては当たった方かな(笑)

経験豊富なライター・エディターがあなたのメディアを加速させます

  • October 07, 2017
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◆戸桝茂哉プロフィール◆


huluだけじゃないクラウド動画配信サービスのまとめ 2013年8月版

  • August 29, 2013
映画と海外ドラマ好きとしてhuluは非常に良いサービスですが、速いペースで観すぎたせいで、観るコンテンツがほとんど無くなってしまいまして、他の動画配信サービスにも加入してみました。いろいろと調べた結果、かなりネットでの動画配信サービスも進化していましたので、まとめてみます(あくまで個人的な感想です)。

■TSUTAYA stick

http://www.discas.net/netdvd/entrance/campaign19.html

レンタルDVD店舗などを展開するTSUTAYAの動画配信サービス。NTT東日本などとも提携してNTT東の光回線を導入している場合などには一定の優遇措置(ポイントで機器やコンテンツを購入できる等)がある。

【概要】

・その名の通り、HDMI接続の大きなモバイルデータ端末のような形状の機器をデジタルテレビのHDMI端子に差 
 し込んで動画を視聴する仕組み。

・wifi環境が必要。

・スマホをリモコンとして使うのでスマホ必須。ちなみにスマホでは動画を視聴でない。

・機器買い取りと月額パターンの二種類ある。月額だと480円+レンタル料金がかかる。

・機器買い取りだと7000円(キャンペーンで5800円)で、フレッツメンバーズクラブのポイントも使える。ちなみ 
 に私はポイントを使って機器買い取りで2000円ほどで手に入れた。

・さすがツタヤさんだけあって、新作から旧作まで豊富に揃ってる。

・レンタル料金は新作1本400円(200円~)ほど、旧作は100円のものも結構ある。

・テレビで映画を観るにはいいサービスかも知れない。PCやスマホ等での視聴を前提としていないので、クラ
 ウドとは言いがたい面もあります。


■TSUTAYA 動画配信

http://www.discas.net/netdvd/vod/top.do?pT=0


【概要】

・TSUTAYA stickとは別にツタヤが提供する動画のクラウドサービス。

・IDをTSUTAYA stickやDICUSなどと共通化する事が可能。

・PCでは専用のソフトをダウンロードして視聴する(※HDMI接続必須なので注意)。

・PCはMacに未だ未対応(2013年8月時点)。

・スマホもandoroid端末の一部に対応しているが、まだまだ対応している機種が少ない。

・レンタル毎に料金を支払う方法と月額見放題がある。

・月額見放題は対象の作品が限られるが、980円で20本まで観れる。


■Gyao(Yahoo Japan)

http://gyao.yahoo.co.jp/

【概要】

・Yahoo Japanが提供する動画配信クラウドサービス。

・無料動画と有料コンテンツがある。

・有料コンテンツは基本的にコンテンツ毎に課金。

・無料でもかなりのコンテンツが観れる(昔はコンテンツが正直少なかったが、かなり改善された印象)。

・アニメが豊富。

・PCでの視聴のほか、スマホでも観れる。かなりいろんな機種に対応している。


■U-NEXT

http://pc.unext.jp/home/pickup

【概要】

・PCおよびスマホで視聴可能なクラウドサービス。

・月額1990円で「見放題」などのコンテンツを視聴可能。

・月額の中に630円分のポイントが含まれて、そのポイントでPPV作品を視聴可能。

・新作から旧作までコンテンツが豊富。

・スマホの対応機種の幅も広い。

■hulu

http://open.hulu.jp/?ver=20130814

【概要】

・PCおよびスマホで視聴可能なクラウドサービス。

・月額980円で基本的に全てのコンテンツを視聴可能。

・新作映画などはほぼ登録されない。

・海外ドラマも旧シーズン中心。

・スマホの対応機種は比較的多いが、新機種やイーモバイル端末の対応などが遅れてる。



<まとめ>

かつてはBSやCSやレンタルでした観れなかった映画やドラマなどがネットを介して時と場所を選ばずに、また貸出中で観れないなんて事が無い状態で視聴可能な時代となりました。ただ、同じ「クラウド」と言っても対応機種の幅に違いがあったり、料金やコンテンツの中身や数に違いがあります。それぞれの趣向や生活スタイルに合った動画配信サービスを選ぶのがより良いでしょう。また料金もかなり下がって来ているので、ご紹介した以外のGoogle Playやitunes store、NHKオンデマンドなども含めて複数のサービスに登録したり、利用することを検討してもいいかも知れません。 
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