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―ITカレイドスコープ― ライター・エディターとして活動し、ベンダーのビジネスサイドでの経験のある筆者が、ITやガジェットの世界の今後を占いつつ日々のあれやこれやの話題も交えながら奮闘するブログです。

■筆者プロフィール:戸桝茂哉(とますしげや)/紙媒体とWeb媒体向けに執筆をしているライターです。IT業界と代議士秘書を経験し各種の著作も手がけています。最近は企画段階から参加する形で各種のWebメディアへコンテンツを供給するお仕事を多くさせていただいています。講演実績多数あり。メディアへの出演もお受けしております。ご連絡は下記の「メール(フォーム)」よりお願いいたします。

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企業が自社メディアを使いこなす(こなせない)話

  • October 23, 2017
昨今、コンテンツマーケティングとオウンドメディアの活用の必要性については
かなり一般の企業にも浸透してきていると思います。

大手をはじめ、各企業がこぞって自社メディアを立ち上げ、
そのコンテンツを通して自社のブランディングを実行し、
新たな潜在顧客を獲得するために日々コンテンツ作りにまい進している
様子が見て取れます。

一方で、新規に自社メディアを立ち上げる場合などは、
なかなか苦労している会社さんも多く見受けます。

ある会社さんにメディア立ち上げの仕事で携わった時に
PR担当の方にコンテンツの特性について説明する文脈で、
「執筆は作業の面とクリエイティブの両面がありますよね」
と私が行ったら、その担当の方が「クリエイティブってどういう意味ですか?」
とかなり真顔でおっしゃっておいででした。

私もライターを始めた時は紙媒体でしたので、当然、
編集プロダクションさんや制作会社さんから発注を受けていましたので、
あらためて一般の企業、特に制作とは縁遠い会社さんだと
こういった所から積み重ねないといけないと痛感したのも確かです。

むしろ一般の企業さんで自社メディアを成功させるには、
制作やクリエイティブの本質とはなんなのか、
それをサイクルとして回していくにはどうしたらいいかの
しっかりとした仕組みづくりが必要でしょう。

そうしないといずれにしろ失敗すると思います。
ネットは公平です。後発の大きくない企業さんでも、
自社メディアの活用で充分に大手に勝てる可能性があります。

だからこそメディアづくりの仕組みは大事にだと思います。







  • Posted by seikeiultimatum
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  • 12:48 | Edit

BlackBerry(ブラックベリー)再興なるか“Motion“

  • October 11, 2017
物理キーボードと独自OS搭載の端末群で、かつてはモバイル市場を席捲したBlackBerryですが、
最新機種となる“Motion“を先日発表しました。

この“Motion“ですが、「物理キー」と「独自OS」を捨て、
Android OSと全面タッチパネルを搭載しています。
一見して「なんだそれ普通のAndroid端末じゃん」
と思われる方もおられるかもしれませんがどうでしょうか。

公表されているスペックは、

・ディスプレイ:5.5インチ
・CPU:Snapdragon 625
・ストレージ:32GB
・一次メモリ:4GB
・バッテリー:4,000mAh

で価格は460ドル前後とのこと。

BlackBerry日本語版公式
https://jp.blackberry.com/enterprise

この価格にしてこの値段は悪く無いと思いますし、
バッテリー容量が4,000mAhというのは、実際の運用では
かなり持ちが良いものと推測されます。

同社はすでに、端末そのものの開発や製造からは
撤退していて、ODMとしてBlackBerryの名を冠したデバイスを供給していますが、
いずれにしてももう少しBlackBerryらしさが欲しいところだと
個人的には思います。

世界で唯一同社ブランドが売れているインドネシア市場の事実上専用端末といった
形になるのはちょっともったいない気もします。


  • Posted by seikeiultimatum
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  • 08:37 | Edit

Windows Phoneの「日の名残り」

  • October 11, 2017
今回は、Windows Phoneの話題です。

Windows Phoneといえば、巨大ベンダーで知らない人はいないあのMicrosoft社のスマートフォンプラットフォームです。独自OSを搭載していて、タイル状のピースをレイアウトして、そのピースのひとつひとつがアイコンになっている特徴的なUIを見たことがある人も多いのでは。

個人的に記事を書くためのサンプルとして、あるいは店頭でホットモックを何度もさわったことがあるのですが、UIそのものも分かりやすくデザイン性もあって、なおかつOfficeなどMSのアプリケーションやサービスとの連携も良くて使いやすいなとの印象です。

しかしスマートフォン市場で出遅れたWindows Phoneは、iPhoneやAndroidのシェアを奪えずに、ついに新規のデバイスは出さないことになったそうです。今後はサポートのみの提供となるそう。タブレットやモバイルとの親和性を大きな要素としてきた本丸ともいえるWindowsそのものの設計やUIに今後どう影響するかも気になります。

ただWindows Phoneが終了と言っても、ブラウザのEdgeなど多くのアプリケーションやモバイルデバイスベンダーとのビジネススキームやマーケティングの知見は資産として引き継がれていくでしょうから、MSとしてもモバイル市場に関しては、もしかしたらいつかまた再チャレンジするのかも知れませんね。

  • Posted by seikeiultimatum
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  • 08:25 | Edit

自己検証「ガラケーはいつまで存続するのか?―日本のモバイル業界の今後 」

  • October 09, 2017

2013年に当ブログで私がフィーチャフォン(ガラケー)の未来について占う記事を書きました。
2017年の今、はたしてその予想がどの程度当たったか見ていきたいと思います。

元記事:「ガラケーはいつまで存続するのか?―日本のモバイル業界の今後 」
http://itkaleidoscope.ldblog.jp/archives/30515931.html

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

1.今後2017年頃までにスマートフォンが7割程度まで普及し、ガラケーの供給が止まる。
 キャリアもガラケー向けのプランとサービスを段階的に停止する。

2.今後も10年程度はガラケーが4割程度のシェアを維持する。

3.端末の仕様やサービスの中身からしてそもそもスマホとガラケーの区別をする意味がなくなる。
 プランやサービスの上でも統合され、月額利用料金も若干安価になる
 (android端末などが実質的にガラケーのプランやインターフェースの一部を取り込み吸収する)。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

上記が当時の記事の予想の部分です。「1.」と「3.」が混合した状態にどうもなったようですね。
2013年当時は、まだまだ「まさかガラケーが無くなるわけないでしょ」と思われる方も多かった
と記憶していますから、業界の流れというのは実に早いと思います。
まあ予想としては当たった方かな(笑)

  • Posted by seikeiultimatum
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  • 19:09 | Edit

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  • October 07, 2017
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  • Posted by seikeiultimatum
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